シロアリは食べられるって本当?家を食べ尽くすシロアリを食べ尽くそう

目次
家の柱を食べ尽くすシロアリを食べ尽くそう
シロアリは家の柱、さらには基礎コンクリートまで食べてしまう害虫です。
シロアリを見かけたら、慌てて駆除業者さんを呼ぶ方も多いでしょう。
もちろんシロアリが発生したら、業者さんに駆除してもらうことは大事です。
しかし、いくら害虫だと言ってもシロアリも生き物です。
もっと言えば、シロアリは人間にとっては害虫ですが、森の生態系を守るためには重要な役割を担っています。
むやみに殺すのはひどいと思いませんか?
たとえば、蜂や蚕などは珍味として有名ですし、海外では猛毒を持つサソリやタランチュラも食べられています。
そこで、こちらの記事では、シロアリの味やおすすめの調理法について紹介しようと思います。
シロアリ料理(カイモッデーン)をご紹介
シロアリは主にタイのイーサン地方で食べられています。
イーサン地方はもともと貧しい地域だったことから食虫文化が広まり、現在も徐々に縮小傾向とはいえ、シロアリ料理を提供する料理屋さんが多く展開しています。
シロアリ料理はカイモッデーンと呼ばれますが、
カイ(卵)モッ(アリ)デーン(赤)
が言葉の由来となっています。
そんなカイモッデーンのサラダとスープを僕が実際に食べてみたので、食レポしようと思います!
シロアリ料理であるカイモッデーンのサラダを食べてみた
カイモッデーンの代表的な調理法はサラダです。
シロアリの卵や幼虫に香草や唐辛子を和えることで、タイ料理らしくピリリとした風味です。
シロアリの卵はイクラの味に近く、プチッとした食感がやみつきになります。
シロアリの幼虫は中がクリーミーで、好みが分かれそうなところですが、変な臭みはありません。
先入観なく食べれば、日本の白米とそんなに違いはないかも!?
シンプルな味付けなので、好き嫌いの多い方にもおすすめできる一品です。
シロアリ料理であるカイモッデーンのスープを飲んでみた
カイモッデーンはスープとしても親しまれています。
卵の食感は先ほどのサラダと同様ですが、スープになっているぶん、幼虫のクリーミー感は意外と気にならない印象です。
スープ自体の味はパクチーや唐辛子の風味が利いており、いかにもタイ料理といった感じ。
サラダはダメだったという方でも、スープであれば飲めてしまうかもしれません。
シロアリ料理を食べにタイ料理屋さんに行こう!
ここまでシロアリ料理を紹介してきました。
ちなみにタイでは、上記2料理以外にも、オムレツなどの料理にシロアリが使用されることがあるそうです。
こちらも機会があればぜひチャレンジしてみたいですね。
繰り返しにはなりますが、シロアリは家を食べ尽くす害虫です。
家の中で見つけたらすぐに駆除業者さんを呼ばなくてはなりません。
しかし、珍味として食べることもおすすめです。
味や食感についてはすでにご紹介したとおりですし、高タンパクなので栄養を補うのにもってこいの食材です。
日本のタイ料理店などでも提供されているので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
私も今度食べてみようかしら
ネコナース