【暮らしのヒント】外構周りのカーポート選びで知っておきたい7個のポイント

目次
外構周りのカーポートは「家の顔」
車を所有している方であれば、自宅の外構周りにカーポートを設置したいとお考えの方も多いのではないでしょうか?
カーポートは玄関と並ぶ家の「顔」であり、デザイン性はもちろん、防犯性や耐久性も考慮して選びたいものです。
今回の記事では、外構周りのカーポート選びの際に知っておきたい7つのポイントを紹介します。併せて、カーポート選びに役立つ基礎知識も紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
外構周りのカーポートは大きく分けて3種類
カーポートには大きく分けて3種類のスタイルがあります。好みのデザインを選ぶことはもちろん、住宅との雰囲気と合うもの、家族のライフスタイル、周辺環境なども考慮してベストなタイプを選びましょう。
ガレージタイプ
ガレージは、車を門扉と壁で覆うスタイルです。防犯性と耐久性に優れ、どっしりと構える重厚感・グレード感が魅力と言えるでしょう。雨風や雪から車を守ってくれるため、雨が多い地域や積雪・豪雪地帯におすすめです。
オープンタイプ
三方の壁がなく、屋根と柱で構成された車をむき出しにする車庫のスタイルです。外構周りの設置スペースを節約でき、乗り降りや荷物の積み下ろしのしやすさが魅力と言えるでしょう。ただし、防犯性や耐久性はガレージタイプに及びません。
ガーデンタイプ
屋根と柱を取り去って、庭と一体化させた車庫スタイルです。車が駐車していない時は子どもの遊戯スペースなどに利用できます。防犯性を考慮して、引き戸やスペースガードの設置をおすすめします。
外構周りのカーポート選び7つのポイント
カーポート選びのポイントを7つ紹介します。
ガレージの門扉
ガレージの門扉には、さまざまなタイプがあります。門扉はガレージの「顔」とも言える部分なので、デザインはもちろん、設置費用やスペースも考慮して選ぶ必要があります。
①折戸タイプ
3~4枚の扉を折りたたむことで開閉するタイプの扉です。ガレージと住宅の入り口が兼用となっている家に多用されています。
②シャッタータイプ
すだれ状の扉を巻き上げて収納する可動式のシャッターで、非常に人気の高いタイプです。リモコンの遠隔操作で車庫入れが楽にできますが、価格は高めに設定されています。
③アコーディオンタイプ
横に折りたたんで収納するタイプの門扉です。間口の制約を受けないため、柔軟な設置を可能としています。価格や施工費用も比較的安価です。
④跳ね上げタイプ
門扉を上に跳ね上げて収納するタイプです。防犯性能が高く、特に横方向に門扉を収納するスペースがない場合に選ばれます。
⑤引き戸タイプ
もっとも一般的なタイプの門扉です。横にスライドさせて収納できる十分なスペースがあるときにおすすめです。
駐車スペースと前面道路の位置関係
駐車スペースと前面道路の位置関係は次の3種類に分けられます。
- 駐車スペースを道路が斜め
- 駐車スペースを道路が平行
- 駐車スペースと道路が直角
つまり、どのようにして車を出し入れするか、前面道路との位置関係と考慮したうえで駐車スペースを確保する必要があります。駐車スペースがギリギリになると車の出し入れが難しくなるため、十分な余裕を持たせることが大事です。
駐車台数
カーポートは車のサイズだけでなく、何台の車を駐車するかを考慮して選ぶ必要があります。例えば、車2台であれば、左右に並べて駐車するのか、前後に並べて駐車するかで、必要な間口や奥行きが異なります。将来的に所有するであろう車の台数も考慮して選びましょう。
デザイン
カーポートは、住宅の中でも玄関と並んで外から来た人が注目しやすい場所です。家の雰囲気や周囲の景観と合わせたデザインを選びましょう。また、特に車好きの方にとっては、カーポートは車の収納場所以上に、自分の車が駐車してもっともかっこよく見せたい場所でもあるため、屋根や門扉のデザインにもこだわりたいところです。
外構周りのカーポートはデザインや耐久性、車のサイズを
カーポート選びは、デザイン、防犯性、耐久性、さらにスペースや車のサイズといったさまざまな要素を加味して設置する必要があります。
カーポートを設置する時は本記事をぜひ参考にしていただき、より専門的な相談をしたい場合は外構工事・エクステリアの業者さんに問い合わせてみることをおすすめします。
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