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「徹底解説」新築住宅or中古住宅 購入するなら?

 
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安心なのは新築?それとも中古?

新築住宅と中古住宅、購入するならどちらが良いか

新築であれば最新の住宅設備やセキュリティなどが導入されている場合が多いほか、遮音性能、断熱性能、耐久性能、防火・防災対策、バリアフリー対策など、快適性や安全性をはじめさまざまな面で年々進化がみられます。

売主業者による保証などもあり、新築のほうが安心感は高いかもしれません。

ところが、新築の未完成物件のときは現物を見ないで買うことになり、実際にできあがるものがどうなのか、どうしても不安がつきまといます。

また、工事の施工ミスや不良があったとき、それが症状として発覚するまでに数年かかることもあります。

築5~10年程度経った中古物件をしっかりと調査したうえで選んだほうが安心できるともいえるでしょう。

新築と中古のどちらが安心して購入できるのかは、あなたが何を重視するのかによって異なります。

尚、よく言われることに「仲介手数料がかからないから、初期費用が3%安くなる」というものがあります。それぞれについては、なるほどと納得できる部分もあるかもしれません。しかし、その意味を正確に理解しておかないと、安物買いの銭失いになってしまいます。

しかし新築であっても、建売住宅のようなケースでは売主と買主の間に仲介業者が入る場合がありますので注意してください。

中古住宅は建物の劣化と残り寿命、耐震性に注意

中古住宅を安く手に入れて大掛かりなリフォームをしても、すぐに建て替えの必要に迫られたのなら高い出費となりかねません。

住宅の長寿命化への取り組みが本格化したのはまだ最近のことで、

以前にはマンションが30年、木造一戸建てが15年~20年の寿命とされていた頃もあります。

そして、その時期に建てられた「短寿命住宅」が現在の中古住宅としてそのまま売られているケースもあります。

もちろん個々の住宅の寿命はそれぞれの条件によって異なりますし、

売主が「これまでにどのようなメンテナンスをしてきたのか」によっても大きく違ってきます。建物の劣化の程度や建物本体の修繕の状態、住宅設備の交換の必要性など、さまざまな角度からチェックをすることが大切です。

また、中古マンションであれば建物の大規模修繕や耐震改修などの工事に多額の費用がかかる場合もあります。

過去の修繕履歴やこれからの計画、それに備えた積み立てが十分かどうかなど、事前に確認するべき事項は少なくありません。

中古は実際の建物やコミュニティの状態、管理状況まで見通すことができる

中古住宅の大きなメリットは、実際に時間を経た状態を確認できることです。

建物は不具合があってもすぐにはわかりません。

その分、時間が経った中古住宅は実際の状況が確認できるため安心といえます。

また、通風や陽当たり、景観などもチェックできます。新築の場合には、想像やイメージを膨らますしかなく、その通りにならなかった場合には「こういうイメージじゃなかった…」と後悔してしまうケースもあります。

また、マンション住人や地域住人のコミュニティが実際に形成されており、雰囲気もわかります。

確かに新築マンションの場合でも、入居者が一から関係を築き、同じような家族構成・生活レベルの住人が集まりやすい傾向にあるため仲良くなりやすいという話もあります。

中古物件でも、設備や住宅性能を新築並みにできる。予算と品質はあなた次第

家は「箱」と「中身」でできています。箱の部分を「スケルトン」、中身の部分を「インフィル」と呼ぶこともあります。

マンションの一室でも、すべての中身を取っ払って、構造躯体などの骨組みだけにすることができます。つまり、普段目にし、体に触れる部分(中身)をピカピカの新築同様にすることは可能なのです。

まとめ

家は今後長く付き合っていくものです。

目先の感情や感覚も大切ですが、他人(将来の借主・買主)からみてどう映るかといったことも含め、

さまざまな角度からトータルに考えて購入の判断をするよう心掛けてみてくださいね!

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