【エクステリア】外構周りに砂利を敷くメリットとは?

目次
外構周りに敷かれる砂利は手軽でコストが安い
マイホームの外構周りを敷き詰める素材には、砂利や天然芝、コンクリートなどがあります。
どの素材にも一長一短あり、簡単には決められないものですが、手軽さとコストの安さで選ばれているのが砂利です。
今回は、外構周りに砂利を敷くメリットを紹介します。
エクステリアに使用される砂利は建材用砂利と化粧砂利の2種類
エクステリアに使用される砂利には、大きく分けて「建材用砂利」と「化粧砂利」の2種類があります。
建材用砂利はレンガを敷き詰める際の下地として使われています。あくまで建材用なので、見た目は無機質で地味です。
一方の化粧砂利はその名の通り、形や見た目を整え、庭やアプローチを彩るために使用されます。ホワイト、ベージュ、ブラウンなど、家や庭の雰囲気に合わせた色を選んで敷き詰めます。
外構周りに砂利を敷くメリット
外構周りに砂利を敷くメリットにはどんなものがあるでしょうか。10個ほど紹介してみたいと思います。
メリット①簡単に庭の雰囲気を変えられる
砂利はコンクリートなどと違って、敷き詰めるだけの作業で庭や外構周りの雰囲気を明るくしたり、シックにしたりすることができます。化粧砂利にはさまざまな色がありますので、好みのものを選ぶと良いでしょう。
メリット②雑草対策になる
砂利を敷いた部分は雑草が生えにくくなり、生えたとしてもすぐに引き抜くことができるため、庭の手入れやメンテナンスが非常に楽になります。防草シートと組み合わせるとより効果的です。
ただし、外構工事・エクステリア業者によっては砂利敷きと防草シート敷き込みの費用が別となっている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
メリット③防犯対策になる
砂利敷きの上を歩くと、ジャリジャリと音がするため、空き巣や不審者などにも気づきやすくなります。普通の砂利でも十分に効果的ですが、ホームセンターなどでは防犯用に大きな音がする防犯砂利も売られています。
ただし、防犯砂利は普段歩くときもザクザクと大きな音がするため、うるさいと感じてしまうこともあるでしょう。
メリット④施工費用が安い
砂利、コンクリート、天然芝、レンガ敷き、それぞれの1平米あたりの費用相場は次のとおりです。
- 砂利 1,000~1,500円
- コンクリート 5,000~7,000円
- 天然芝 3,000~5,000円
- レンガ 7,000~8,000円
砂利は他の素材に比べてはるかに施工費用が安く、また撤去費用も安いため、初めてのリフォームに向いています。
メリット⑤水はけが良い
庭に雨水等で水たまりができると、見た目が悪くなるだけでなく、コケが生えたり蚊が繁殖したりして衛生面でもリスクがあります。
砂利を敷くと雨水等は砂利に取り込まれるため、砂利を敷いた部分の水はけが良くなります。また、洗車をしたり、子供をプールで遊ばせたりするときも、砂利敷きの部分であれば水たまりができず、水の跳ね返りも心配ありません。
メリット⑥万が一のトラブルに対応しやすい
庭の中には、水道管やガス管、排水管などが埋め込まれています。万が一、それらにトラブルがあった場合、コンクリートやレンガでは一旦引き剥がした後、再び元に戻す手間と費用がかかってしまいます。
砂利であればスコップで掘り起こして、作業が済んだらまた砂利をかけるだけで済みます。
メリット⑦砂利敷きはDIYで自分でもできる
砂利の敷き込み作業自体は難しいことではないので、狭い範囲なら業者に依頼せずに自分でDIYも可能です。
基本的にはスコップを使って砂利を敷き詰めるだけなので、簡単に施工ができます。ただし、広い場所に砂利を敷き詰めるにはそれなりの砂利の量が必要なので、ホームセンター等で買うよりもネット通販を依頼したほうが良いでしょう。
外構周りのリフォームは業者さんと相談のうえ方針を決めよう
外構周りに砂利を敷き詰めるメリットを紹介しました。
当然ながら、メリットがある反面、たとえば「砂利の上は歩きにくい」「定期的な補充が必要」など砂利ならではのデメリットもあります。
庭を砂利にしようか、天然芝やコンクリートなど他の素材にしようか悩んだときは、外構工事・エクステリアの業者さんに相談してみると良いでしょう。
砂利の上を素足で歩けば、足つぼマッサージになるかもしれませんね
ネコナース